流通革命と地方経済をつなぐチラシ

チラシの歴史を見ていく中で、大きく伸びたのはやはり「通販チラシ」であろう。
地方の物産品を産直で届けてくれるものや、頒布会といっても嗜好品を毎月定額で届けてくれるもの、その他健康器具や健康食品、王様のアイデアのような特別なものまで、いままで手近なところでは買えなかったものを、らくらくと手に入れることができるようになったのです。

しかし、それはチラシというメディアの発達だけの問題ではありませんでした。
流通の整備という問題が大きく絡んできます。

クロネコヤマトを初めと刷る流通・運搬産業が急速な勢いで伸びていったおかげで、いまのように通販業界がにぎやかな時代が到来したのです。
みーもっとも大きな功績はというと、それは「クール便」の誕生ではないでしょうか?
北の大地から、南の海まで、今ではありとあらゆるものが日本中を巡回していて、どこにいても、どこの品物でも手に入れることができるのが現代です。

現代の通販を語る上で、この発明を抜きにして語ることはできないと思います。
逆に言えば、地方の特産品は、その場所に行って食べるのが当たり前と思われていた垣根が取り払われてしまったことになります。
日本のどこでも同じものが食べられるのではつまらないという考えの方もおられるでしょう。
しかし、これで地方の経済も活性化し、地方と中央の格差が少しでも減ったとしたら、それはやはり大きな貢献だったと言えるのではないでしょうか?

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